クレジットカードは今や誰もが1枚は持っている当たり前のものではないでしょうか。
ATMを探してわざわざ現金をおろす必要がなく、カードを提示するだけでお買い物ができでしまう非常に便利なものです。クレジットカードが普及している今、デパートやスーパー、飲食店、テーマパーク、交通機関などあらゆるところで利用できるのも魅力です。
成人になったら1枚は持っておきたいですね。
しかし、クレジットカードは簡単に作ることができませんよね。ポイントカードのように申込書に記入すれば誰でも作れるようなものとは違います。
クレジットカードは、利用したら後払いなのであとで請求がきます。キャッシング枠も付いているからそう簡単に誰にでも発行できるものではないんです。カード会社から信用された方だけが発行してもらえるものなんです。きちんと支払いができると信頼された方でなければ発行はできません。
どういうことかというと、クレジットカード申請したあと、この人は信用して大丈夫かなとカード会社は申込書の内容を確認し審査するのです。この審査が通らなければクレジットカードを手にすることができません。
どういったことが判断基準になるのかというと、年齢、年収、勤続年数、家族構成、居住年数、賃貸か持ち家かなどです。カード会社によって基準値はさまざまなんですが、この辺りを見られています。あとは、過去に借り入れや滞納、金融事故がないか共有の情報機関にチェックを入れます。こういったことは全てバレています。
審査基準に引っかかりクレジットカードを作成することができない人も少なくないんですよね。学生だったり主婦だったりフリーターだったり・・
クレジットカードを作るのが難しい環境にある方もいると思います。
今回、そういった方にお勧めなのが「デビットカード」です。デビットカードは誰でも作ることができ、誰でも利用することができるんです。
これは、クレジットカードだとつい使いすぎてしまうなんて方にもお勧めですよ。
ここからそのデビットカードについて詳しく説明していきます。
目次
デビットカードとは
デビットカードとは簡単にいうと銀行のキャッシュカードです。クレジットカードのように、お買い物や飲食店などの支払い時の決済に利用することができます。
クレジットカードと大きく異なる点は、クレジットカードは利用後にまとめて請求がきて、指定日に口座から引き落としされる後払いなのに対し、デビットカードは利用時、即決済されるのです。即時に口座から引き落とされます。ですから、利用するときに口座に必ず残高があるようにしていなければなりません。
しかし、クレジットカードと同様でわざわざ現金をおろす必要もないから非常に便利です。
デビットカードが利用できる場所
利用できる店舗は、クレジットカードが使えるところでは大概デビットカードも使うことができるでしょう。
ですからこちらもデパートや交通機関などさまざまなところで使うことができるんです。
デビットカードの種類
主に2種類のデビットカードがあります。全国にあるほとんどの金融機関が発行しているキャッシュカードが利用できるJ-debit(Jデビット)とVisa debit(ビザデビット)、JCB debit(JCBデビット)などの海外でも使用できるよりクレジットカードに近いものとあります。
J-debitは海外での利用はできませんが、国内の加盟店であればどこでも利用できますし、手数料もかかりません。支払い時にカードを提示し、暗証番号を入力するだけです。
Visa debit、JCB debitはそれぞれvisa、JCBのマークのある店舗で利用することができます。こちらは海外でも使うことができ、海外のATMからでも現金を引き出すこともできます。現地通貨で引き出せるから便利!
デビットカードの作り方
Visa debit、JCB debitは取り扱いのある銀行でまずは口座を作ります。そのあとカードの申込みをします。
お勧めなのはVisa debitです。加盟店がJCBより断然多いんです。利用できるところが多いほうがより便利ですもんね。
Visa debitの主な取り扱い銀行ですが、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、イオン銀行から楽天銀行、ジャパンネット銀行のようなネットバンクでも作ることができます。
店頭やそれぞれの銀行のホームページからデビットカードの申込みができます。まずは申込みをする銀行の口座がなければなりませんので、口座を作り、そのあとカードの申込みをしてください。口座のある方は、カードの申込みに進んでください。
ホームページから申込みをする場合、まずは無料の会員登録があると思います。会員登録し、ログインできるようになってから申込みをすることになるでしょう。
利用者が多いのは楽天銀行です。アプリもあるからスマホからでも簡単に操作できます。
その他、銀行ごとに特典やキャンペーン、キャッシュバック、ポイントが付いたりと特徴がありますので、あなたにとって1番お得なカードを選びましょう。
デビットカードのメリット、デメリット
メリット
・審査がないから誰でも簡単に作れる
・ATMから引き出す必要がないから手数料もかからない
・中学生を除く15歳以上なら誰でも利用できる
・いつでも使える
・利用後は毎回利用確認メールが届く(不正使用があればすぐに分かる)
・ネットから簡単に利用履歴が見れる
・クレジットカードのように使いすぎる心配が減る
デメリット
・クレジットカードほど特典や還元はない
・クレジットカードのように分割やリボ払いはできない。一括払いのみ。
・口座に残高がなければ利用できない。(クレジットカードなら後払いなので、その時お金がなくても利用できる)
まとめ
・クレジットカードが作れない方にはオススメ!
・メリットの多いデビットカードも1枚あると便利かも
・でもクレジットカードがあるならクレジットカードのほうがポイント付与率などがいいからお得です